年一の試験と試験会場

資格試験

東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
8月はいくつかの国家資格の試験が実施されます。

さて、今回はそんな試験を受ける会場について以下の3点にまとめました。

  • 試験会場の選ばれ方
  • 会場が分かったらすること
  • 当日気をつけること

試験会場の選ばれ方

東海地域の場合

8月にある大きな試験は、中小企業診断士、税理士、社労士などがあります。
愛知県はもちろん、岐阜県や三重県、他には静岡の西部にお住まいの場合も愛知県の会場で受験されているのかなと思います。

名古屋市内にはたくさん大学があるので、多くの場合はどこかの大学になることが多いです。
※キャンパスが違う場合もあるので、ご自身の試験会場は必ず受験票で確認してください。

名城大学天白キャンパスJR・鶴舞線「塩釜口駅」すぐ
名古屋学院大学しろとりキャンパス地下鉄名城線「西高蔵駅」から500m
地下鉄名港線「日比野駅」から500m
愛知大学名古屋キャンパスあおなみ線「ささしまライブ駅」すぐ
各線「名古屋駅」から900m
※今年の税理士試験

他には、イベントホールを会場とすることもあります。最近の愛知県会場はこちらのパターンが続いています。

ポートメッセなごやあおなみ線「金城ふ頭駅」すぐ※今年の社労士試験、去年の診断士試験
スカイエキスポ名鉄常滑線「セントレア駅」300m※今年の診断士試験、去年の社労士試験

近年続いているポートメッセなごやとスカイエキスポは、正直アクセスがよくないです。1本乗り遅れると15分以上のロスになります。くれぐれも時間には余裕をもって行動しましょう。

試験会場は、受験の申し込み順に振り分けられていきます。予定していた会場がいっぱいになると別の会場に振り分けられていきます。
余談ですが、早く申し込んでいる方はやる気に満ち溢れた方が多く近くの席が埋まっていて、遅れて申し込んだ方は記念受験生や受験を諦める方も多く空席が目立つと言う話も聞いたことがあります。

会場が分かったらすること

アクセスの確認

まずはご自宅から試験会場までの交通経路を調べておきましょう。
電車の方は何時何分発か、車の方はどのルートを通るのかや何時に家を出発したら良いかなどです。

電車の場合は遅延や運休の可能性も含めて複数の路線やバスなどの代替手段の有無も調べておくとより安心です。念の為、前後の時間の電車も調べておきましょう。上記の通り、一本の遅れが致命的になることもあります。
車の場合は渋滞の可能性も含めて時間に余裕を持って移動を始めるようにしておきましょう。

可能であれば、前週の同じ時間に会場前まで行ってみると電車内や道路の混雑具合も分かって一石二鳥です。難しい場合は、Googleマップなどで会場の雰囲気を見ておくだけでも多少はイメージが膨らんできます。ぜひやってみてください。

宿泊の有無を確認

宿泊をするかどうかはお住まいの地域や家庭環境など人により異なります。
経験上ですが、ドアtoドアで1時間以上かかるのであれば宿泊をすることをオススメします。

前日にゆっくりと休めること、当日も余裕を持って会場に到着できることのアドバンテージは想像以上に大きいです。
電車の遅延や運休、渋滞の影響で気持ちを乱される可能性もなくなります。

もし、ご家庭の事情で自宅だと集中できないという方は、最後の追い込みに使うこともできる貴重な時間にもなります。
ただ、寝る場所が変わると休めないという方もいます。そう言う方は、前週にも宿泊しておくという手もあります。

当日気をつけること

持ち物を確認する

  • 受験票

必ず持っていきましょう。当日再発行をすることになると追い込みの時間が大きく削られてしまいます。

  • 筆記用具

鉛筆、消しゴム、鉛筆削りは忘れずに持っていきましょう。
問題を解く時や記述式試験はシャープペンシルでもいいですが、マークシートの塗りつぶしは鉛筆の方が早いです。

  • 腕時計

試験会場によっては時計がある場合もありますが、ない場合が多いです。
スマートウォッチや音の鳴る時計、置き時計もダメと言われる場合もあるので、シンプルな腕時計を用意しておきましょう。

  • 上着

8月の試験の話をしていますが、上着も忘れてはいけません。
空調が一律で冷房が効き過ぎているということが多いです。席によっては空調の風が直接当たることもあり、温度調節をするためには必須です。

  • 昼食や飲み物

多くの方が同じ場所に集まるので、近隣のコンビニや飲食店はとても混雑します。最寄駅か前日までに用意しておくとよいです。

  • クッション

試験会場のイスがパイプイスの場合、固いイスに数時間座り続けることになるため、途中から集中力が低下してしまうことが考えられます。大学だとしてもクッション性の高いイスだとは限りません。
持って歩くのは少し恥ずかしいですが、試験で全力を出すためと割り切って気にせず持って行きましょう。

  • 最終チェック用のテキスト

試験前、試験の間にチェックするためのテキストだけで十分です。
メインテキストを全て持っていくととても重くなりますし、直前に全て見ることは不可能です。
私は、よく間違える論点をまとめたものと、科目横断でまとめたものを持って行きました。

試験終了の合図まで諦めない

過去にも書いていますが、終了の合図までは諦めてはいけません。
退出可能時間になると、必ず一定数の方が退出していきます。横目で見ていて焦ったのを覚えています。ただ、退出した方が受かったのかそうでないのかまでは分かりません。
難関資格と呼ばれる試験は、初見の問題を1分前後で答え続けて合格基準に届くほど簡単にはできていないです。最後の最後まで諦めずにやれば合格が近づいてきます。

終わりに一言

試験会場によって、多少の当たり外れはあるかなと思っていますが、それを含めて本試験です。最後まで諦めずに頑張りましょう。

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