東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
開業をしたからには事務所のことを知ってもらう必要があります。
さて、今回は知ってもらうためにやったことを以下の3点にまとめました。
- 名刺とチラシ
- 開業案内の送付
- 地道な営業活動
名刺とチラシ
どんな名刺にするのか
社労士に合格する前は、個人名の名刺は作っていませんでした。
合格してからも長いこと作っておらず、とりあえずでいいので早めに作っておけばよかったなと今更ながら感じています。
ちなみに、印刷はラクスルでやっています。比較したわけではないので、料金が高いかは分かりませんが、納期や品質には満足です。
作らなかったのには理由がありまして。解決したわけではないので参考にはなりませんが、ここで悩んだんだなと知ってもらえれば幸いです。
理由1:社会保険労務士と言う名称の使用制限
社会保険労務士法第26条に記載があり、学習する範囲なので使用制限があることは把握していました。
どう表現したらいいか分からずにいたところ、詳しく説明してくれているページがありました。
茨城県社労士会のQ&Aですが、有資格者はNGで、強いて言うなら合格者ということです。法26条には罰金の罰則がありまして、社労士の欠格事由に罰金刑以上の刑に処せられたこととあります。
こんなことで登録できなくなる可能性が出てくるのであれば、書けなくてもいいかと思い書きませんでした。
理由2:住所や連絡先など記載項目の悩み
合格するまでは、合格するとも開業するとも考えていませんので、電話番号やメールアドレスをどうしようかも考えていませんでした。
とりあえず、個人の電話番号やメールアドレスを使ってもよかったです。後で変えることになったり、連絡があちこちにくると抜け漏れが発生するかもと悩んでいたらだいぶ時間がかかってしまいました。
結果的には、先に開業をしてレンタルサーバーと固定電話の契約を済ませてから名刺の作成に取り掛かりました。
どんなチラシにするか
名刺には書ききれない情報を記載するために事務所案内は必要だと感じます。初めての訪問の時にも持参しますし、開業案内にも同封しました。
テンプレートもたくさんあるので、デザインに困ることはなかったです。気に入ったデザインと近いものをイメージして自分なりに書きたいことをまとめたものを作成しました。
チラシのサイズは持ち運びのしやすさや、他の書類とサイズがバラバラにならないよう、A4三つ折りになるように調整しました。
ラクスルでA4三つ折りの印刷もできますが料金が割高になるので、私はA4で仕上がったものをせっせと折り曲げています。
開業案内の送付
今までの感謝を込めて
合格し開業するまでに、色々な方にお世話になりました。そんな方々に感謝の思いと報告のために開業の案内を出すことにしました。
出したからすぐに何かが起きるわけではありませんが、ふとした時に思い出してもらうことができると今後につながるかもしれません。
今時であれば、SNSで発信することで済ませる方もいらっしゃる、というよりそちらの方が多数なのかもしれませんが。
地道な営業活動
やはりこれに尽きます
テレアポ、飛び込みと言った新規営業はリクルート時代に嫌というほど経験してきました。
今の自分が提供できる価値を、対象となる社長に売り込んでいくことはとても重要です。
もちろん、会社の看板もないですし、知名度もない自分では会社員の時より苦戦することは目に見えていました。
それでも、1社ずつ提案を続けていくことで、ちょっとお願いしてみようかなという会社も出てきます。
私は上から優先順位をつけていき、挨拶や訪問のアポをいただくようにしました。
- 親族など身内
- 会社員時代からつながりがあり事業を行なっている方
- 他士業の方
- 交流会などで知り合った方
- 業界ごとの事業所リスト
頑張って成果につながる仕事ぶりであれば、周りの経営者を紹介してもらうきっかけにもなります。
終わりに一言
スモールスタートということで、費用も売り上げのどちらも小さく始まりました。自分の力で広げていくことの面白さがあります。