SNSの有効活用と業種ごとの戦略

営業支援

東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
美容業界のお客様からSNSの活用についてのお問い合わせを受けることがありますが、私自身はホットペッパーの営業をしていた頃から変わらずSNSも併用していくことをお勧めしています。
そしてそれは美容業に限らず言えることではないかと考えています。

さて、今回は業種ごとに効率的なSNSの活用について以下の3点にまとめました。

  • SNSごとの利用比率
  • 業種ごとのおすすめSNS
  • サービス業のSNS戦略

SNSごとの利用比率

LINEが最も多く、Instagramが続く

年代によってよく使われているSNSは変わります。
今回の引用元の記事にあった代表的なSNSのそれぞれを一言で表すと以下の通りになります。
・LINE:メッセージだけでに限らないコミュニケーションの総合プラットフォーム
・X(Twitter):短文でのコミュニケーションと情報拡散に長けたSNS
・Facebook:世界的に利用者の多いコミュニティプラットフォーム
・Instagram:画像や動画を中心にした視覚的なSNS
・mixi:2000年代に大ヒットした日本製のSNS
・GREE:ゲームのプラットフォーム
・Mobage:ゲームのプラットフォーム
・Snapchat:メッセージや画像が一定時間たつと消えてしまう新感覚のSNS
・TikTok:短い動画を共有できるSNS
・YouTube:動画共有のコミュニティプラットフォーム
・ニコニコ動画:コメント機能が特徴的な動画共有サービス

LINEは日常のやり取りの主流となっていることですべての年代で満遍なく使用されており、YouTubeもすべての年代で使用されています。
Instagramは年代によって差が出ているSNSです。
そして、特徴的なのは10代を中心に使用者が多いTikTokです。10代での利用率は3人に2人と多い一方で、40代以上では5人に1人程度の利用率となっています。
GREEやmixi、Mobageといったサービスは、最盛期の頃はとても有名でしたが、今では一部の人が利用しているにとどまっています。

令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書※総務省

上記の総務省の報告を踏まえて、年代ごとの利用比率をまとめると次のようになります。
LINEは全世代で使用されていることから、LINE以外で見てみます。
・10代:Instagram、TikTok
・20代:X(旧Twitter)、Instagram
・30代:Instagram、X(旧Twitter)、Facebook
・40代以降:Instagram、X(旧Twitter)

業種ごとのおすすめSNS

サービス業

サービス業が提供する商品には次のような特徴があります。
・無形性
・非均一性
・同時不可分性

上記のような特徴を踏まえた上で、特に無形性の対策としてもSNSをうまく使っていくことが必要となります。
そうなってきますと、おすすめのSNSとしてはInstagramがあがってきます。
飲食店であれば、季節に合わせた料理の写真やイベントの風景などを投稿することで、来店目的に合わせた訴求ができます。
美容業であれば、お客さまのビフォーアフターの写真などはお店を選ぶときの基準となります。

地図検索もできるため、今いるエリアの近くにあるお店を地図上から見つけて、そのままお店のアカウント内にある画像をみることもできます。
都市部であれば有効な手段となるのでしょうが、私の生活圏内ではあまり店舗数が多くないため参考とはなりづらいのが残念なところです。

また、サービス業では、サービスを提供する人とサービスを受ける人の関係性も重要になってきます。その点では、実名で使用しているFacebookも信頼性が高まるため、おすすめできるSNSとなります。

小売店

小売店におすすめのSNSも同様にInstagramはあがってきます。
商品の特徴を画像や動画で見せて、購入につなげることもできますし、実際に使用しているユーザーの投稿から使用シーンを喚起することにもつながります。

私の知人にInstagramを専門にコンサルタントをしている人がいますが、プロフィールの文章の上手さや画像投稿の時間帯や内容まで、非常にこだわってやっていることが分かります。

また、X(Twitter)には拡散性があるため、話題性の高い新商品などを多くの人に知ってもらうためのツールとしても使うことができます。

サービス業のSNS戦略

誰に見てもらうためかを考える

SNSは年代ごとで使用率が変わることや、できることもかわってきます。
それぞれのSNSには得意不得意もありますので、どれがよいか分からなくなってしまうという声もよく聞きます。

どれから始めてよいか分からない場合は、まずはこの記事でもよく出てきているInstagramから始めていくとよいのではと思います。
ただ、お客さまの対象となる年齢層が高年齢層となるお仕事であればFacebookの方が効率的かもしれません。
SNSを入口にして、どのように売上につなげていくのかまで考えた上で運用を始めることをおすすめします。

実績を評価し改善していく

SNSの運用を始めようと、アカウントを作ることで満足してしまってはいけません。
目的はそれぞれですが、フォロワーを増やすことは多くの場合は目的の一部に入ってきます。
芸能人でもない限りアカウントを作るだけでフォロワーが増えることはありません。

フォロワーの獲得のためには、継続的な投稿だけでなく投稿する内容の精査も必要になってきます。
ある程度の投稿ができるようになってきたら、やってきたことが目的の達成に近づいているのかを確認し、よりよくしていくための改善策を考えていきます。
ここでは、いくつかの基準を示しておきます。
・フォロワー数:現在のフォロワー数だけでなく、どれくらい増えているか
・エンゲージメント率:投稿ごとのいいね数や保存数がどれくらいか
・クリック率(CTR):投稿に貼ったリンクがどれくらいクリックされたか
・リーチ:投稿がどれくらいのユーザーに届いたか
・コンバージョン率(CVR):ページを訪れた人のうちどれくらい購入されたか
・顧客属性:どの地域から、どの属性の人に情報が届いているか

フォロワーが増えてもアクティブユーザーが少なければ効果は見込めませんし、どれだけ投稿しても見てもらえなければ意味がありません。
目的としている人が見てくれて、アクションしてくれるアカウントとなるよう、効果検証と改善をしていくことが必要となります。

終わりに一言

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