生成AIの種類と得意不得意なこと

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東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
最近、アイデア探しや文章のたたき台の作成に生成AIを使うということも増えてきました。実際使ってみるととても便利だと思う反面、注意が必要だと感じることや得意不得意があると感じることもありました。

さて、今回は生成AIとどう向き合っていくのかについて以下の3点にまとめました。

  • 生成AIでできること
  • おすすめの生成AI
  • 使用する上での注意点

生成AIでできること

アイデア探し

生成AIから良い答えをもらうためには、プロンプトと呼ばれる命令文の精度を高めることが必要となります。
しかし、アイデアを出してもらう段階であれば比較的シンプルなプロンプトだけでも良い答えが返ってくることがあります。

私は、新しく取り組むことを決める会議に出すアイデアやブログで書くネタを出してもらったりしています。
自分が置かれている立場や現時点で決まっていることを明確にしてあげることで、より精度の高い回答を得ることができます。

文章の作成や修正

生成AIでは、より細かい内容のプロンプトを打ち込むことで、期待するものに近い文章を書くともできます。
文字数を制限したり、段落構成を決めてあげると、たたき台としては十分すぎる文章を作ってくれます。
ブログのネタを出してもらって、そのネタに対して段落数と文字数を指定して文章を書いてもらいましたが、文章として読めるものを出してくれました。

文章を書くことができますので、逆のこと、つまり、自分が書いた文章を客観的な視点から、内容の評価や誤字脱字のチェックをすることもできます。

画像の作成や読み込み

生成AIでは、文章からイメージに近い画像を作ってもらうこともできます。
インターネット上でも生成AIで作成された画像が多数出てきていますが、簡単に作ることができるようになっていることの表れかもしれません。

イラストやロゴの作成を依頼すると時間も費用もかかりますが、それらを削減することにつながります。
しかし、生成AIで作成したイラストやロゴは、作成するたびに変化しています。
画像の特徴となる値をプロンプトに加えてあげることで、近しい画像とすることもできるようになりますが、まったく同じとはならない点には注意が必要です。

おすすめの生成AI

これは、Geminiに聞いた内容を微修正して書いています。

ChatGPT-4o

ChatGPTは人間と会話しているかのようなやり取りができます。文章を作ること、質問への回答にも対応していますし、日々学習を続けているので今後はより高度な回答ができるようになることも期待されています。

そんなChatGPT-4oは、コンテンツ作成、情報収集、チャットボットといった使い方が向いている生成AIと言えます。

Midjourney

Midjourneyはテキストから高品質な画像を生成することができます。写真、絵画、アニメなど、様々な画像を作ることができます。

そんなMidjourneyは、アート作品作成、プレゼンテーション資料作成など、画像を効果的に使うことができる作業に向いている生成AIと言えます。

Gemini

GeminiはGoogle検索の情報をもとにして、より正確な情報を提供してくれます。多言語でのやり取りもできます。PythonやJavaScriptなどを使ったプログラムのコードを書くこともできます。

そんなGeminiは、情報収集やプログラムの学習をするときには向いている生成AIであると言えます。

使用する上での注意点

正確性を確かめる

生成AIの回答は一見正しそうなことを言っていますが、すべてが必ずしも正しいとは限りません。
誤った内容がそれらしく書かれている可能性もありますので、正確性のチェックは必ず行うようにしましょう。

複数回同じようなプロンプトで質問する、他の生成AIと併用する、Google検索で出てくるウェブサイトと併用する、書籍と併用する、というような手段を取ることで情報の正確性を高めることができます。

情報の漏えいに気をつける

生成AIでは、入力されたプロンプトなどを次の回答にいかすために学習を続けています。
入力した情報が非公開の情報であったとしても、学習に使われることで外部に流出してしまう恐れもあります。

設定から、入力の履歴や学習をしないように変更しておくことをおすすめします。

終わりに一言

とても便利だと思える点がたくさんある一方で、少し心配になる点もまだまだあるというのが生成AIだと言えます。
しかし、今後より精度が高くなっていく機能ですので、使わないという手はありません。積極的に使っていき、業務の効率化の役に立てていきましょう。

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