開業を選んだ理由と悩んだこと

開業記録

東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
せっかく合格したのであれば、将来は開業したいと考えていました。

今回は開業するに当たり悩んだことを次の3点にまとめてみます。

  • 業務の棚卸し
  • 転職活動してみた
  • コンサルタント事務所

業務の棚卸し

開業するにしても経験がないよ、という方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか。
事務指定講習を受講すれば、実務を行ったことがなくても開業できてしまいます。
それで大丈夫なのか。実務以外で強みと言える部分があるのかを棚卸ししてみました。
自分のことを振り返る機会はあまり多くないかもしれません。

私は以下を考えて振り返っていました。

  • 何をしていきたいのか
  • 何ができるのか
  • 何をしなければならないのか

つまり、Will−Can−Mustですね。リクルート在籍中は上司から聞かれていた気がします。
私はこれを活用して今後の方向性を考えていました。

自分のことを客観的に見るって意外と難しく、友人や前職の伝手を頼りようやくまとまりました。
一人で考えていても煮詰まってしまう時は、ぜひ周りに協力を仰いでみてください。助けてくれる方がいるはずです。

転職活動してみた

棚卸しをしてみた結果、やはり実務経験は積みたいと考えるに至り、ひとまず転職活動をすることにしました。

転職活動をするにあたり気にしていたことは以下のことでした。

  • いずれ独立をするので同じ支部は避けたい
  • でも、県をまたがないところがいい
  • 税理士事務所か一般企業の人事部もいいかも
  • 勤務登録だとその会社の仕事しかできない
  • 実務経験ができて開業登録もできるところ

こんな感じで条件を絞っていくと、応募できるところは極端に少なくなりました。
数少ない候補の中から有資格者求ムや未経験可というところに応募を出しましたが、全滅でした。笑
件数は多くありませんが、他に候補がなくなったところで転職活動は諦めることにしました。

コンサルタント事務所

面接が通らなかった原因は自分の中にある。それはそうなのですが、さすがに心が折れました。
今できることから始めてみることにし、副業としてやっていたコンサルタントを事務所として開業することに決めました。
やり始めて感じるのは、社労士だから仕事がもらえる訳ではなく、結局は自分の営業次第です。
紹介などでいただける仕事もありますが、多くは自分自身で広げていくしかありません。
今までの仕事で築き上げてきた方々に開業の挨拶をし、提供できる価値をお伝えし、取引を増やしています。

終わりに一言

大きな事務所やスタッフ、在庫を抱えなくてもよく、スモールスタートができるのが強みです。
今も最低限のコストで売上を伸ばすことを意識しています。

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