図書館で集中とカフェで訓練

資格試験

東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
個人事業主としても日々の事務作業などを行いつつ、1年弱で複数の資格取得を目指していたため図書館やカフェにはよく行くようになりました。

さて、今回は集中できる場所を探すことについて以下の3点にまとめました。

  • 私の経験談
  • 図書館、カフェ、自習室のメリットデメリット
  • 作業能率の上げ方

私の経験談

久しぶりの図書館へ

まだ高校生の頃の話です。
受験を控えた高校3年生の夏休みから高校の近くにある図書館に通うようになりました。
行けば同級生がおり、少し勉強してはおしゃべりし、休憩と称してコンビニまで出かけていました。
まともに勉強していたのかなと不思議になりますが、志望校には合格できていたのでそれなりに頑張っていたのだと思います。

大学に行ってからは、勉強は忘れて俗に言うキャンパスライフを満喫していました。すみません、たぶん嘘です。ひたすらバイトをしていた記憶しかありません。
この頃には、図書館に通うと言うこともなくなりました。

時は流れ資格勉強に目覚めた頃、自宅だと集中できない時にカフェに行くようになりました。
カフェと言ってもスタバのようなおしゃれな空間ではなく、マックとコメダが多かったです。
理由は、どちらも自宅から歩いて行ける距離にあったからです。
マックやコメダは普段の食事にも行きますし、打ち合わせでも利用することがあるので、特段気持ちの変化はありませんでした。

そこで、気分を変えたいときの行き先として、図書館を利用することになりました。
これが久しぶりの利用再開の時でした。
学生の頃のやらなければならないという義務感のある勉強で行くのとは違い、大人になってから自分の意思で勉強するために行く図書館の印象はまったく違いました。

図書館、カフェ、自習室のメリットデメリット

先にまとめたものを出しておきます。

図書館カフェ予備校の自習室
周囲の音比較的静か話し声はする静か
料金無料数百円〜学生のみ利用可
滞在時間開館から閉館まで長居するなら2杯目を開校から閉校まで
勉強している人の割合勉強している人が多いお店による勉強している人しかいない
飲食できる場所近くにあることも飲食も可能近くにある
立地場所が限られるいたるところにある数カ所しかない

図書館

最近の比率で行くとカフェと図書館が半々くらいです。
長時間の滞在が可能と言うのはいいことですが、飲食するためには移動する必要があるので、カフェに行き食事ついでに事務作業をするようにしています。
入口に近いところの座席が確保できれば、すぐに外に出れるため電話対応もできます。

周囲の音も、小さなお子さんや過去の私のような学生がいなければ静かです。
個人的には多少の環境音は気になりませんし、気になる音量の時はノイズキャンセルがついたイヤホンを使用するようにしています。その時に流す音楽も環境音なので、リアルなのか音楽なのか分からな区なってしまうこともあります。

静かと言うこともあるので、勉強している方が非常に多いです。夏休みや土日は満席に近いくらい埋まっていることもありました。
社会人らしき方で資格勉強されている方もちらほらお見かけします。
最近は、行政書士試験試験の参考書を広げている方が数名いらっしゃいます。あと2ヶ月くらいですのでこれからが暗記のゴールデンゾーンですね。

勉強している方が多いと言うのは、自分も頑張ろうと言うモチベーションにもなるので、低下しそうな方は図書館の利用がお勧めです。
各市町村に1つくらいはあると思うので、お近くにあるか探してみると良いです。

カフェ

図書館と並んでよく利用するのがカフェです。
ただ、毎回の数百円も積み重なると大きくなるので、いつもではありません。
長居するとなると1杯では申し訳なくなるので、2杯目3杯目と頼んで行くといいお値段になってびっくりします。

それでもカフェを利用する理由は、充電環境と集中力の訓練のためです。
普段の事務作業はPC、勉強にはタブレットを使用しています。
紙をほとんど持ち歩いていないので、充電がなくなると何もできなくなります。毎日ヘビーに使っているからか、充電の持ちは日に日に悪くなっていきます。
図書館で数時間作業をした後は充電環境のあるカフェに移動し、充電しながら続きを行うようにすることもあります。

他の二つは静かで集中する環境で作業ができます。
資格試験当日となると、周囲には他の受験生がいてどうしても環境音が発生します。カフェの環境音の中で集中できる力がつけば本番にも対応可能だと思っています。

カフェ自体は選ばなければどこにでもあるので、営業時間、立地、座席など好みにあったお店が見つかるといいですね。
常連さんになって顔を覚えてもらいたいと言う人にはいいかもですが、私はまた来たと思われたらどうしようと考えてしまうので同じ店には数日空けてからしか行けません。

自習室

社労士試験は通信講座で合格しましたが、2回目の試験の後、一時的に予備校に入学しています。
その時に自習室をよく利用させていただきました。

基本的には勉強している方しかいないので、カフェや図書館と比べるととても静かです。
さらに、簿記など電卓を使う方は利用できない部屋が用意されており、電卓の音もない空間で勉強をすることもできます。
PCを使ってのオンライン授業も受けることができるようになっていましたので、とてもいい環境だなと感じていました。
難関資格を目指している方など、朝から長時間滞在する人もいらっしゃるようでした。

受講料を払わないと利用できないのと予備校の場所によって通う時間がかかってしまうのが難点ですが、逆に受講生としてもう払ってしまっている方やお近くの方は存分に使う倒すつもりで通うと良いです。予備校の特性上、大きな駅の近くにあることが多いので、下手に図書館やカフェに行くよりはアクセスはいいかもしれません。

作業能率の上げ方

ポモドーロテクニック

ポモドーロテクニックとは、集中と休憩を交互にし仕事のペースを掴む方法です。
詳しく説明されているサイトや動画が多数あるので、ここでは簡単に記載します。

  1. タイマーで25分時間をはかり、作業を開始する
  2. タイマーがなったら、5分間の休憩を取る
  3. 上2つを4回繰り返したら、30分の休憩を取る

この25分間は〇〇の作業をすると決め、他のことは一切考えません。
PCやスマホは通知がならないように設定し、目の前のことだけに集中します。

仕上げなければならない書類があっても、途中でメールがきて見てしまう。内容を見たり対応していると、本来やらなければならない書類が進まずにストレスになる。と言う悪循環を断ち切ることができます。

上司からの電話や来客など、そうも言っていられない時もあります。そんな時は、今やっている作業がどこまで進んだのかをメモしてから対応するようにしましょう。
あれ?これどこまでやったっけ?となることが減ります。

スマホの通知設定

これは個人的に集中している時に気になる点です。
スマホを机の上に置いて作業をしていると、振動で集中が途切れたり画面に通知が出て目線がいってしまうことがあります。
目線は一瞬のことかもしれませんが、集中力は途切れてしまっていることが多いです。途切れてしまった集中力に戻すことはなかなかに大変です。資料の完成や回答までにいつもより時間がかかってしまったり、ケアレスミスをしてしまう原因にもなります。

今のスマホの設定には、集中できるためのモードが用意されています。そのボタンを押すだけで、集中する時間を作り出すことができます。
多少急ぎの電話くらいでは、30分や1時間遅れても大問題にはなりません。実際、お客様との商談中に電話があり、終わってから折り返して問題となったことは記憶にありません。

目の前の作業を最短で終わらせて、自分で決めた休憩時間になってから、思う存分SNSやニュースを見たらいいのです。

終わりに一言

集中できるスペースややり方は人それぞれあると思います。お気に入りの場所や方法を見つけて効率よく進めましょう。
途中にも書きましたが、個人的には多少音がするところでの作業をお勧めします。

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