東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
ブログタイトルの通り以前はリクルートに勤めていた訳ですが、非常に多くの経験や知識を得ることができました。
さて、今回はリクルートでの経験と得られたものを以下の3点にまとめました。
- リクルートってどんな会社なのか
- 得られた知識や経験
- 今に活きていること
リクルートってどんな会社なのか
大手求人サービス会社のイメージ
リクルートと聞いて、何を思い浮かべるかは人それぞれだと思います。
私自身は、元々は就職のためのサイトを作っている会社だと思っていました。
- リクナビで就活に使う
- タウンワークでバイト探しに使う
- エージェントやインディードで転職先を探す
- ホットペッパーで飲食店や美容院を探す
- じゃらんで旅行先のホテルを探す
- スーモで家を探す
- カーセンサーで車を探す
- ゼクシィで結婚式場を探す
- エア〇〇シリーズで店舗運営を楽にする
- スタディサプリで勉強をする
上記に挙げたものは全てリクルートが提供しているサービスです。
ご自身が置かれている年齢や環境が変わっても、使いたくなるサービスが用意されているのがいいところではないかなと思います。
人の入れ替わりが激しい
私がまだ大学生の頃、同窓生がリクルートから内定をもらっていました。
学生時代から頭一つ飛び抜けていた方で、納得したことを覚えています。
そんな彼から聞いた話ですが、当時のリクルートは35歳定年となっていて長くは働けないということでした。当時の真偽は定かではありませんが、今では60歳まで働いている方がいるため現在は違うと思われます。
しかし、60歳まで働いている方は非常に少ない会社であるのは間違いありません。
毎年多くの新卒や中途採用が入社してきており、多くの方が卒業(退職)を迎えています。
卒業という表現が定着していますが、退職がネガティブな理由よりはポジティブな理由であること、タイミングがある程度揃っているため違和感はありませんでした。
多くの人が新しく入社してくるため、既存メンバーの受け入れ体勢や新人の教育体勢はとても充実しています。
早期に育成を進め、戦力として事業を盛り上げていくための仕組み作りは見習うべき点が多くあります。
得られた知識や経験
営業スキル
私は元々できる営業ではなかったため、最初はとても苦労が多かったです。
飛び込みやテレアポもうまくいかず、毎日辞めたくなっていました。
しかし、当時の上長や先輩が根気強く指導してくれたお陰で少しずつ結果を残していくことができるようになり、営業をするのが楽しくなっていきました。
未経験の新人ですと、業務面では最初の数ヶ月は辛いと感じる時期を過ごすことになるかもしれませんが、人間関係面ではフォローしてくれる体勢が整っていることで頑張ってやっていくことができます。
営業していく上でのコツの習得やトークの方法なども、短いサイクルで改善される仕組みとなっていることは非常に大きかったです。
人材育成スキル
一般的な企業と比べると短期間で人が入れ替わるため、入社が近い同期(みたいな人?)も多く、すぐに後輩ができます。
そして、年度末になると一斉に卒業してく人がいるので、気づくと最年長になっています。
私もチームを運営する経験をさせてもらったり、後輩のメンターとならせてもらったりと、新人を育成する機会を多くいただきました。
難しい業務ではありましたが、教えた子が結果を残していく姿や喜んでいる姿を見ることは自分自身の励みにもなりましたし、自分の知識を言語化するいい経験ともなりました。
今に活きていること
営業に活用できている
多くの知識や経験を得ることができましたが、今の仕事に活きていることは営業のノウハウを手に入れることができたことが大きいです。
会社の看板がなくなった以上、自分自身を売り込んで仕事をいただかなければなりません。
勝手に仕事が入ってくることは稀で、いかに発注していただけるかを常に考えています。
そんな中で、営業の方法を色々と試していたことで、手法やトークなども非効率ではないものを選ぶことができているのではないかなと考えています。
営業面で大きかったのは以下の項目です。
- 相手の話をよく聞くようになった
- 自分の話ばかりしなくなった
- 断られて当たり前の気持ちになれた
- 飛び込みが怖くなくなった
- 人前で話すことが苦でなくなった
営業の経験がないとどうしも苦手としてしまう部分ですが、実は試行錯誤で乗り越えることができる部分でもあります。
一度社内で身につけてしまえば、あとは引き継いでいくだけでもありますので、教育の仕組み作りも非常に重要な要素となります。
終わりに一言
長く在籍しすぎた感はありましたが、今となってはいい経験で、いい思い出です。
私の持っているノウハウであれば提供しますので、お気軽にお声がけください。