東海地方の田舎町で【コンサルタント事務所】を運営している元りく社労士です。
個人事業主や法人化して仕事をしていくとなりますと、パソコンやタブレット端末が必要になることもあります。
家電量販店で勤めていた経験もあり、接客でパソコン選びのお手伝いをすることもありましたが、パソコンの選び方は本当に難しいなと感じることが多くありました。
さて、今回は士業として働く上でのパソコンの選び方について以下の3点にまとめました。
- WindowsかMacか
- スペックはどれくらい必要か
- 新しく買い替えるならどれを選ぶか
WindowsかMacか
行政とやり取りがあるか
他の士業では分かりませんが、社労士として働くのであれば、Windows一択になると思われます。
そして、デスクトップかノートパソコンかでは、ノートパソコンがよいのではと考えています。
大半の仕事は、Windows以外でもできなくはありませんが、日本年金機構から出されている「社会保険届出書作成」というソフトがMacに非対応でした。
必ず使わないとならないソフトでもないことと、どうしても必要となる場面も限られていますので、なんとかなると言えばなります。
デスクトップの方がよいという声もありますが、後述する通り、モニターや外付けのキーボードを活用していますので、移動ができるノートパソコンの方が利便性が高いと考えています。
私はapple信者ですので、Macで仕事ができるとよかったのですが、そうも言ってられなくなりしぶしぶWindowsを購入することにしました。
私が購入したのはこちらの機種になります。
Lenovo Yoga Slim6i Gen8 ノートパソコン 14型/Core i5 1240P/メモリ 16GB/SSD 512GB/Windows 11 Home/Office Home & Business 2021
楽天市場で購入しましたが、出品がなくなっていてリンクが取得できなかったため、スペックのみテキストで貼り付けておきます。
少し古いですが、Macがまだ現役ですので、プレゼンテーションの資料作成や動画編集はまだMacを使って行っています。
スペックはどれくらい必要か
画面サイズと重さ
画面のサイズや重さは、持ち運ぶ頻度や移動の手段にもよりますが、画面は大きくて重さは軽い方がストレスは少なくなります。当たり前と言えば当たり前ですが。
自宅で作業をするときは、モニターや外付けのキーボードを使うことで細かい作業もストレスなく行うことができます。
参考までに私が購入したモニターとモニターアームはこちらになります。画像をクリックするとゲオオンラインのサイトに飛びます。
キーボードはゲオで購入したテンキー付きのものを使用しています。マウスはELECOMのトラックボールマウスです。
基本的にマウスは使わない派ですが、タイプが多くなる時は外付けのキーボードを使用しているため、トラックボールのマウスを使用しています。
CPUと内蔵メモリ
パソコン売り場を見ているとアルファベットや数字がやたらと並んでいて、よく分からないという声を聞きます。
私自身もそこまで詳しく知っているわけではありませんが、簡単にまとめてみました。
OS | Mac OSとかWindows11と呼ばれるもの 今であればWindows11を選んでおけば間違いない |
CPU | 人間でいうところの脳みそ(インテル製やAMD製がある) コア数は脳みその数なので、数が多いほど同時並行の作業が得意となる クロック数は作業スピードを表す数字となるため、高いほど処理が早くなる CPUの後ろに12***という数字がついているが、12から始まれば12世代という意味になる パソコン関連は、進化の速度が速いため、12世代の一番低いスペックが11世代の真ん中くらいと同等ということもある |
メモリ | よく机の広さで例えられることもある作業スペースのこと 大きいほど複数のソフトを開いていても作業がスムーズに行える 普通に作業を行うだけであれば8GBあれば十分だが、色々なソフトを開いて作業を行うことがあれば16GBを選んでおく方がよい |
ストレージ(HDD、SSD) | パソコン内に情報を保存できる場所(引き出しや本棚のようなイメージ) クラウドや外付けSSDが活用できれば本体には256GBか512GBあれば十分で、そこまで大きいものは必要ない Amazonではセール期間以外でも1TBのSSDが数千円で買えるようになっている なお、HDDは衝撃に弱いため、移動が多いのであればSSDを選ぶとよい |
GPU | グラフィックボードのことで、画像出力や映像処理を行っている 士業の業務では気にしなくてもよい |
接続端子 | パソコン本体の横についているUSBの形や数 キーボードやモニターを使うことを考えると、タイプCが複数あるのがよい タイプCでもthunderbolt(PD)対応であれば充電やデータ転送の速度が速いなど、使い勝手がよいためお勧めできる |
ネットワーク接続方法 | 最近のものであればWi-FiやBluetoothには対応しているものがほとんど 型落ちや廉価版だとどちらかがついていないこともあるので注意が必要 |
基本的な作業を行うだけであれば、Windows11で10万円前後のものを選んでおけば失敗は少ないでしょう。
Amazonの整備済み品のパソコンが格安で多数出品されていますが、Officeが限定のものになっていたり、バッテリーの持ちに不安があったりしますので、仕事用と言う視点ではお勧めは難しいです。特に社労士は、顧問先の個人情報を多く扱いますので新品でないパソコンでは不安が拭えません。
買うならプライベート用と割り切って購入してみるとよいでしょう。
入っているソフト
量販店やインターネット上で購入できるパソコンであれば、Officeは入っていることがほとんどですので気にしなくてもよいですが、やたらと安いパソコンを見ているとOfficeが入っていないこともあります。
Googleのスプレッドシートなど互換性のあるソフトもありますので、Excelは使わないということであればないものを選ぶのもひとつかもしれません。
Excelは日々進化していて、新しい関数が次々と使えるようになっています。
便利な関数も多くありますので、可能であれば最新のOffice2021が入っているものを選ぶとよいでしょう。
他にもあった方がよいソフトはありますが、無料で使えるものも多くありますのでOfficeがどうなのかだけに注意しておけば問題はないかと思われます。
なお、Officeを別売りで購入することになりますと、元々入っているパソコンを買うよりも割高となってしまうことがほとんどですので、使う可能性がある方は入っているものを選んでおきましょう。
新しく買い替えるならどれを選ぶか
MacBookProを選ぶかも
散々Windowsの話をしてきた結果がMacかというご意見もあるかと思いますが、私自身がApple信者であるということは事実です。
Apple製品の連携の良さはWindowsを使うようになってから余計に感じるようになりました。
私は普段、パソコンとiPadを持って外出することが多いですが、MacであればSidecarという機能を使い、iPadをサブモニターとして使用することができます。
商談のメモはApplepencilで手書きでできますし、iPhoneで見ていたウェブサイトや動画をiPadやMacで続きを見ることができます。
Windowsでもspacedeskというアプリを使うことでサブモニターにすることもできますし、iCloudを使ってデータは連携していますが、連携があまりよくないなと感じることが多いため、やはりMacが最適だと考えています。
Apple製品は連携が優れていることが一番の強みだと感じています。同じApple IDでログインしている端末が近くにあれば、タップ一つでテザリングできますし、AirPodsは自動で切り替わってくれます。
今は、毎回テザリングの操作を行っていますが、少しストレスに感じていますので、買い替えるならMacBookProにすると思います。
同じスペックのパソコンを選ぶのであれば、実はAppleの方が安かったりします。
Officeは入っていませんが、互換性の高いNumbersやKeynoteが無料で使えます。
スマートフォンはiPhoneという方はぜひこの機会にMacをご検討されることをお勧めします。
終わりに一言
私がApple信者であるという記事になってしまいましたが、どんなパソコンを選んだらよいのかは悩まれる方が多いと思います。
社労士として開業する前はMacを使っていましたし、買い替えるとしてもMac一択でしたが、どうしても使わざるを得ない場面があったため、今ではWindowsも使用しています。
操作性やショートカットキーに違いがありますので慣れるまでは大変ですが、慣れてしまえばあまり不便は感じなくなります。