東海地方の田舎町、岐阜県美濃加茂市で【社会保険労務士・中小企業診断士】として企業の支援をしている元りく社労士です。
令和8年度の社労士試験の合格発表が10月1日にあります。私が合格したときは何をしていたのかなと思い返していました。
さて、今回は、合格発表後から登録までにやったことについて以下の3点にまとめました。
- 実務経験証明書
- 事務指定講習
- 登録までの準備
実務経験証明書
過去の会社に依頼する
社労士試験に合格するだけでは社会保険労務士を名乗ることはできません。
必要となる登録要件には、実務経験が2年以上あることという要件があるためです。
その証明書となるのが「実務経験証明書」になります。
全国社会保険労務士試験の案内ページをリンクからダウンロードできます。
記入する内容はどの会社で、どのような業務に従事していたかを会社に記入してもらいます。
労働社会保険諸法令事務に従事していた期間が合計で2年以上あれば大丈夫です。
給与計算などの事務は対象となりませんので、注意が必要です。
私の記憶では、最短で11月1日登録だったような気がします。
私も最初の会社からもらうことですぐに登録できる可能性もありましたが、諸事情あって次で紹介する事務指定講習を選びました。
事務指定講習
2年分の経験を買える?
実務経験がない場合に、全国社会保険労務士連合会が行なっている「事務指定講習」という講習を受けることで要件を満たすことができるようになります。
令和8年度の情報はまだ更新されていませんが、11月頃に申込みが始まると思います。期間がかなり短いのでご注意ください。
なお、令和7年度は11月4日から11月25日までの3週間しかありませんでした。
事務指定講習の大まかな流れは次の通りになります。
1.通信教育で実務書類を作成(翌年2月頃)
2.eラーニングで関係法令を受講(翌年7月頃)
当時はあまり情報がなく、何をするのか分からずに調べていたことを思い出しました。とりあえず、合格通知書と一緒に事務指定講習の申込書が届きますので、届いたら期限内に申し込みを済ませましょう。
試験の申し込みでも同じですが、申し込まれた通知はありません。本当に申し込めているのか不安でしたが、1月末から2月頭になれば資料が届きます。
内容は、新しく立ち上げた会社の手続き受任しているというイメージで、成立届、資格取得、労災、産育休などの書類を作成します。最後には倒産(解散だったかも?)するという会社だった記憶があります。何回かに分けて提出するようになっていますが、一度にまとめて提出することもできます。
今となってはほとんどを電子申請でやってしまうのであまり参考になったとは言い難いですが、電子申請をする前はハローワークや年金事務所に行き、紙を提出していましたのでやっていて良かったなとも思いました。
そして、6月末頃にeラーニングのURL、ID、パスワードが書かれた書類が届きますので、そこからは動画で学習します。
動画は、閲覧の時期が指定されていますので、決められた期限になったら試聴できます。それまではアクセスできない設定になっていたかと思いますのでご注意ください。
この動画は、社労士試験の内容を振り返ることができましたので、受験生の時に見たかったなと思います。以前にも同じことを書いた気もしますが。
登録までの準備
先を見据えて計画的に
社会保険労務士連合会の登録に関するページに書かれている他の書類と、次の①or②を一緒に提出します。
①実務従事証明書は、前職や現職に依頼して書いてもらった書類を用意します。
②事務指定講習は、動画を全て視聴したら発行される書類を用意します。
オンラインでもできるようになっているようですが、開業を考えている地域の都道府県会に問い合わせれば案内してもらえるはずです。
では、これからの動き方についてです。
社労士に登録して名乗ることができるのは早くても、実務従事で今年の11月1日付、事務指定講習で翌年8月1日付になると思います。都道府県会によっては登録前に説明会に参加する必要があるところもあるようですし、eラーニングの閲覧に時間がかかればもう1月遅くなることもあります。開業か勤務かにもよりますが、今後どのように資格を活かしていきたいかを考える必要があるということです。
共通しているのは、営業活動です。SNSでアピールする、ウェブサイトを作成する、過去の友人知人に案内を出す、などはどれもやっておくべきです。
それ以外は、今の状況や今後の展望によりますので表にまとめました。
| 開業登録 | 勤務登録 | |
| 実務従事証明書 | 積極的な営業活動 | 配置転換の相談or転職活動 |
| 事務指定講習 | 開業に有利になる資格取得 | 別の資格取得&配置転換の相談 |
「勤務登録」のメリットをあまり感じませんので、個人的には開業登録一択でした。
「その他登録」はさらにメリットを感じませんので今回は割愛しています。
終わりに一言
合格発表前まではドキドキですが、合格したら次の動きに向けてやることたくさんあります。
仕事を受け始めると忙しくなりますので、それまでにできることを計画的に始めていきましょう。
